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 ▼積算・見積もりへの挑戦  さっとん 10/2/11(木) 11:43
   ┣Re:積算・見積もりへの挑戦  デンスイ 10/2/11(木) 17:56
   ┣Re:積算・見積もりへの挑戦  BM 10/2/12(金) 22:02
   ┣Re:積算・見積もりへの挑戦  kkawa 10/2/12(金) 23:40
   ┗Re:積算・見積もりへの挑戦  いさ 10/2/15(月) 14:49

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 ■題名 : 積算・見積もりへの挑戦
 ■名前 : さっとん
 ■日付 : 10/2/11(木) 11:43
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   私は、20年間にわたって職人一筋でやってきたのですが、このたび縁あって初めて積算・見積もりをすることになったのですが、なにせ今まで施工ばかりだったので何をどうしたらいいものか?集合住宅の雑排水系統の更新工事なのですが・・・。
とりあえず配管のメーター数・継手の数量は拾ったのですが、これを基準に配管工事一式・撤去工事一式・雑工事費等々どのように計算していけばよいのか、基本的なことだとは思うのですが、教えていただけないでしょうか?よろしくお願いいたします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:積算・見積もりへの挑戦  ■名前 : デンスイ  ■日付 : 10/2/11(木) 17:56  -------------------------------------------------------------------------
   冷たいようですが、本屋でそれなりの本を探す方が
早くて確実かと思います。

簡単に説明できるものではないと思えるのです。
私も未だに悩んでいるぐらいです。
国交省の積算基準とかの書物もありますが、慣れない方には
少々解りづらいかと思います。

他の方が的確に応えてくれるかも知れませんが、それを待って
いるよりは、本屋へ走りましょう!

新たな挑戦を是非頑張って下さい。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:積算・見積もりへの挑戦  ■名前 : BM  ■日付 : 10/2/12(金) 22:02  -------------------------------------------------------------------------
    ごく基本的なことですが参考にしてください。
工費は、おおまかに材料・工賃・経費・利益で計上し、
大型機器はリース料等も見込みます。官庁の場合は、材工単価が普通です。
 材料は、拾い出してあるようなので単価は購買できる
値段を入れます。雑材料にも注意ください。管材の%でも見込めます。
保温・塗装は見積を取るようですね。
 工賃は、デンスイさんの指摘通りで、国交省の積算基準(白本)を
みれば、管材に対する人工が出てるので場所・管材ごとの人工に、欲しい
労務単価を入れるようになります。その他の%(白本)にもご注意ください。
 材料費と工賃が出たら経費(会社共)を算出します。そして利益を乗せます。
その前に現地で仮設工事(足場等)が必要なら、それも計上します。
 撤去は、人工と処分費が計上されます。
 
 設計側から、あくまでも初めて積算される方にアドバイスということで、
一般的な初歩の考え方をいってます。
 これでは仕事を取れないとか、あれが無いとかご意見があると思いますが
そこのところはご容赦ください。デンスイさん同様で一口では言えません。

 ついでですが、時間が取れたら白本をエクセルに入れて物価本の管材・労務単価から材工の単価作成もできますよ。 

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:積算・見積もりへの挑戦  ■名前 : kkawa  ■日付 : 10/2/12(金) 23:40  -------------------------------------------------------------------------
   私事ですが、最初は職人の手元からこの業界に入りました。
いまはデスクワークまがいな事やってますが、何かお役に立てればと
思い投稿します。
そんなに難しい話ではありませんので、一つ一つ配管を繋いでいく
感じで多少時間にゆとりを持って積算基礎をマスタされてください。
実際、配管の方がもっと時間が掛りますので。
それで、廻り道も時間の無駄ですのでとりあえず値入迄の流れを掴んでいただく
ため、以下に簡単に書いてみます。

見積価には、二通りありまして
複合単価で示した価と、もう一つ通称ですが業者見積価と言うんですか?
十数年前、複合単価が出廻る前はこの業者見積価というのは、公共工事で使って
いたものです。公共標準歩掛がありまして当時は非公表でしたが、これを目安に
各業者が自社歩掛を設定し、さらに発注先を見て(官庁か民間かもしくは
グレードの程度とか予算具合とか勘案して??)業者見積価を作成する方法で、
これはいまでも見積価の主流ではあります。
中身は、基本的には実配管長から切無駄を加算した管長にしてこれにm単価
を掛けて管材一式価、実配管長に継ぎ手歩掛なるもの(公共標準歩掛があります)
を掛けて継手一式価、実配管長に配管工歩掛なるもの(公共標準歩掛があります)
を掛けて配管労務費一式価と まあこんな感じです。
消耗品雑材価なんかも標準歩掛があります。
一方、複合単価といいますのはこの管材一式価、継手一式価、配管労務費一式価
を合計した価を、管種別にm当たり価に計算し直した価になります。
つまり管1m価を、これに使用する継ぎ手や配管労務費や切無駄を加えたm価と
しています。これに実配管長を掛ければいいわけですが、労務費とか継手価とか
はこの複合単価では”ぱっと見”掴みにくいのはおわかりでしょう。
まあ、すべては標準歩掛を目安に考えておけば間違いありませんので、
後は自社の仕入れ価、自社で施工した時の労務費(日)、経費等を拾い管長
を推定計算してみます。
要は設計価というか発注予定価なんかは、先程示しました方法で管材価は
建設物価の価格を、配管労務費(日)も建設物価から値入していますので
これに周辺地区の実勢価なんかの(m2単価みたいな?)掛け具合で想定外
の実行予算になってしまい(終い)・・(*_*)/""みたいな

ついでに参考書ですが、全日出版社というところから
「機械設備工事積算基準マニュアル」が本屋さんにでてますので
これ1冊でとりあえず事足りますので。
業者見積書の項目ですが、工事費目別にどの見積書も同じパターン
みたいなものですので、どこからか見本を手にいれられれば。
歩掛とか細かいところは「機械設備工事積算基準マニュアル」に
すべて載ってますので多少時間をもって読破されてください。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:積算・見積もりへの挑戦  ■名前 : いさ  ■日付 : 10/2/15(月) 14:49  -------------------------------------------------------------------------
   私は土木・電気関係の積算が主業務で、機械設備関係はしろうとですが、参考になれば・・・

設備の積算関係は、基本的に、国土交通省の「公共建築工事標準単価積算基準」を使用します。
インターネットで見ることができます。↓ココ
http://www.mlit.go.jp/common/000039679.pdf

「機械設備工事積算基準マニュアル」というのは、上記基準をわかりやすく、具体的にかみくだいて説明したものです。
こちらを買われたほうが絶対わかりやすいでしょう。

積算の方法は、まず機器の数量や、配管の長さなどを拾い出したら、
「歩掛」というのを使って費用を算定します。

たとえば、塩ビ管VP(排水用) なら、上記PDFの218ページに載っています。
−−−−−−−−−−−−−−−
 屋内一般配管 50Aなら、
 1m当たり
 管 1.10m ←ロスを10%見込みます
 継手    管単価×0.20
 接合材等 管単価×0.10
 支持金物 管単価×0.25
 ・・・という感じで、材料費は出します。
 管の付属品は、積算ではざっくりと管材料費×何パーセント・・・というように出します

 労務費は、1m当たり
 配管工 0.128人
  # 配管工の単価は、積算では国交省・農水省が毎年調査している標準単価を使います。
  # ココで見れます
  # http://www.mlit.go.jp/common/000036033.pdf
 東京都なら、18,300円/人・日 なので
 0.128人×18,300=¥2,342/m
 はつり補修  労務費×0.08となっているので 2,342×0.08=187円/m

 その他、とは、元請けの建築会社さんが、下請けの設備業者さんに工事を出す時に
 下請会社さんが必要な経費や、器具工具などの費用で
 積算基準のPDF10ページに載っています。
 配管工事だと、労務費×10〜20%を見込むことになっています。
−−−−−−−−−−−−−−−
以上を全部足せば、1m当たりVP50A工事費が出ます。

 「機械設備工事積算基準マニュアル」には、この複合単価が載っていますので
 計算しなくてもだいたいわかっちゃうんですが・・・

・・・とまあこんな感じで工事費(直接工事費)をちまちまと積み上げていきます。


直接工事費が出たら、管理経費や会社経費を、下記の基準により率でざっくり出します
http://www.mlit.go.jp/common/000039683.pdf
ややこしい式が載っていますが、
「機械設備工事積算基準マニュアル」を見ると、早見表が載っていますのでわかりやすいと思います。

直接工事費+経費で、見積書になります。

ちなみに積算基準とゆーのは、役所が予算を出すための標準の基準ですので
現場状況により、労務費1m¥2,342円じゃとても無理だ!というのなら金額を上げたり
逆に経費はこんなにかかんないな・・・と思ったら安くしたりして調整します。
そのへんは現場経験者の腕の見せどころです(^−^)

でも、見積の方法に決まりはないので (積算と見積って別物だと思うんですよね)
積算をなりわいにするのでなければ、
ざっくり材料費はこれくらい、労務費は何日かかってこんだけ、会社経費はこんだけ・・・締めていくら!
・・・でも充分だと思いますよ(=・ω・)ノ

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