アズビル(株)は、壁掛け型ビルディングオートメーション(BA)システム『savic-net EV model10(セービックネットイーブイモデルテン)』の後継機として、建物全体の省エネルギーや節電を実現する機能を強化した地球環境保全に貢献するBAシステム『savic-net FX2compact(セービックネットエフエックスツーコンパクト』を開発し、8月20日から販売を開始する。
『savic-net FX2compact』は、最大管理点数2,000点、延床面積20,000m2規模以下の中小規模建物向けの壁掛け型BAシステムで、従来の各種機能に加えて、同社の最高位モデル『savic-net FX2』に装備されている最先端の電力デマンド制御、熱源機台数制御、節電運転制御などが新規に搭載され、これらを組み合わせることで電気・照明装置や空調熱源から搬送系統、居室内環境まで建物全体を省エネできる。
機器の奥行きは約20%薄くなり、一目で設備の稼動状態がわかるソフトウェアアナンシエータ画面や、サムネイル表示を備えたユーザーメニュー画面が採用され、アイコンも大きく押しやすくなって視認性も向上している。