(株)LIXIL は、これまでにないエコ(省エネ・節水)を実現するパブリック向け自動水栓『加温自動水栓』を開発し、5月1日に発売する。
『加温自動水栓』は、「量・温度+瞬間加温」という新たな視点で開発し、これまでにない高い省エネ効果(同社従来比90%カット)を実現したパブリック向け自動水栓で、コンパクトで昇温スピードが速いセラミックヒーターを採用したことにより、溜めたお湯の保温をせず、通水時のみ瞬間加温するタンクレス方式としている。
同社がパブリックトイレのパウダースペースでの行為を調査したところ、そのほとんどが「手洗い」「うがい」「歯磨き」に集中しており、この結果をもとに吐水量、吐水温度について、使用者の「ちょうどいい」を検証すると、吐水量は1.7L/min、吐水温度は21~26℃だった。 その結果、「必要な量」を「必要な温度」で「必要な時」だけ加温できれば、快適さをそこなわず、大幅に省エネを実現できることがわかったという。