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トピックス


2002.6.12

<高砂熱学工業(株)>

超音波で製氷する新氷蓄熱システムを開発。


高砂熱学工業(株)は、製氷に超音波を利用した新たな氷蓄熱システム「スーパーアイスシステムmarkll」を開発したと発表した。
 
新技術は、システムに組み込んだ「過冷却能動解除器」を通る過冷却水(0℃以下の水)に超音波を加えることで密閉系内で氷水を造ることを可能にしたもので、従来の方式のように過冷却水を解除管の内壁に衝突させた衝撃で氷水を造る必要が無いため、解除管が不要でシステム全体をコンパクトに出来る。
 
その結果、これまでスペースの制約から氷蓄熱を導入できなかった場所や、既存の水蓄熱槽 、遊休水槽などの氷蓄熱への転用が容易になったことから、同社ではリニューアル物件への導入を積極的に図っていく方針。

高砂熱学工業(株) →このニュースの詳細リリースはこちら[PDF]

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