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2002.7.29

<(株)大気社>

水蓄熱槽を持つ既存建物の蓄熱量を増加させる潜熱蓄熱システムを開発。


(株)大気社は、水蓄熱槽を有する既存建物向けに、冷房負荷増の対策として有効な潜熱蓄熱システム「ストラサーム・L」を開発したと発表した。
 
新システムは、既存の水蓄熱槽に潜熱材を設置することによって蓄熱量を増加させることができるもので、蓄熱量は既存水蓄熱槽に対して最大2.3倍まで確保できる。
 
例えば、延床面積10,000m2で300m3の水蓄熱槽を有するビルの蓄熱能力を60%増加させる場合、昼間運転の冷凍機を増設する費用と比べ3割高になるが、ランニングコストは夜間電力を使用することで、契約電力を含め安価になり、イニシャルコストの増分は3年弱で回収できるという。

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