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飛島建設 RC造建物の床下ビットを蓄熱体として有効活用する方法を考案。 2006.06.27

飛島建設(株)は、RC造建物で未活用の床下ピットを地熱の蓄熱体として考え、省エネルギーの一手段として有効に利用する「飛島式省エネ床下ピット」を考案し、実用化したと発表した。
 
このピットは、点検用の「人通孔」が外気の通り道として一筆書きになるように配置されており、外気はピット内で冷却(又は加熱)されて供給される。 床下ピットは、臭気の問題や地下部分の湧水などがネックになるが、防水などの施工品質を確保することで問題を解決しているという。
 
同方式は既に平成17年度竣工の物件で採用されており、外気負荷は夏期の実測で最大42.5%、最小15.0%、平均33.2%の削減、冬期は最大57.5%、最小36.2%、平均45.7%削減効果があったことが確認されている。

飛島建設(株)
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