(リリース引用)
日本初のLEED-Healthcare版・ゴールド認証を取得
~エコホスピタル・順天堂医院B棟(新病院)~
学校法人順天堂(理事長:小川秀興)と清水建設株式会社(社長:井上和幸)は、このほど、世界に誇れるエコホスピタルを目指して計画した順天堂医院B棟(文京区本郷、2016年4月竣工)について、その証となるLEED-Healthcare版・ゴールド認証を取得しました。LEED-Healthcare版の認証取得は、国内では順天堂医院B棟が初めてであり、世界中でも36件しか取得事例がありません。
1.認証取得のポイント
LEED-Healthcare版の認証取得では、設計終了時に設計審査、施工終了時に建設審査をそれぞれ受審します。審査の対象分野は、(1)持続可能な立地、(2)水効率、(3)エネルギー・大気、(4)資材・資源、(5)室内環境品質からなる主要5分野と(1)設計革新性、(2)地域特性への対応からなる連動2分野の計7分野です。
LEEDが米国発の認証で、日本の基準に合致しない審査項目等が含まれることから、今回のB棟では、日本の基準に即した審査項目を取捨選択のうえ受審しました。その結果、審査項目をほぼ予定通りクリアし、ゴールド認証の取得〔64点(110点満点、60点以上が認証取得)〕となりました。B棟が評価された主な点は、清水建設独自の輻射空調システムによる省エネと快適性向上、地震時に各種設備を継続稼働させるBCPの重点項目の他、医療機器洗浄・設備用水まで含めた節水、屋上庭園等による敷地緑化、リサイクル建材の採用、施工中の室内環境管理、等です。また、設計施工一括請負による意匠・構造・設備・施工の緊密連携性も評価されました。
※ 以降、リリースの全文は、→こちら