(リリース引用)
環境にやさしい防食施工技術でサステナブル社会の実現に貢献
~「腐食しにくい水」を用いた画期的な防食施工技術を開発~
当社は、空調配管や冷凍空調機器の熱交換器銅チューブに発生する局部腐食を、防錆剤を使用せずに抑制する、「防食施工技術」を開発しました (特許第6114437号) 。
本技術は、横浜国立大学のリスク共生社会創造センター (本研究テーマ代表:先端科学高等研究院 副高等研究院長 三宅淳巳 教授) との共同開発です。
サステナブル社会の実現には、建築設備の長寿命化が大きく影響します。特に、設備配管の腐食対策は重要な課題です。亜鉛めっき鋼管や熱交換器用銅チューブに発生する局部腐食 (図-1) は、原因と対策が明らかにされていないため、現在もたびたび発生し、腐食形態の約1/4、22%を占めています。 (図-2)
当社は、局部腐食を抑制するには、「腐食の起点を作らない」ことが重要と考え、配管施工後の水張り・フラッシングの段階で、防錆剤を使用せずに腐食を抑制する防食施工技術を開発しました。現在は、本技術を既設建物の水質改善に適用することを目的に、当社施工物件におけるフィールド試験を計画しています。
本技術は、ビルや工場の冷水・温水・冷却水配管の多くに使用されている炭素鋼鋼管、亜鉛めっき鋼管、冷凍機や空調機器などの熱交換器用銅チューブに適用が可能です。
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