(リリース引用)
地球温暖化を抑制する環境対応型新冷媒「AMOLEA 1224yd」の国際認証を取得
AGC旭硝子(旭硝子株式会社、本社:東京、社長:島村琢哉)が事業化を進めている環境対応型新冷媒「AMOLEA 1224yd」が、2017年10月に米国暖房冷凍空調学会(ASHRAE)の承認を取得しました。日本企業として初めての、新規化学物質での承認取得となります。当社は2018年初頭に「AMOLEA 1224yd」の商業生産を開始予定で、今後も継続して需要伸長に応じた供給体制を構築していきます。
「AMOLEA 1224yd」は、ターボ式冷凍機・バイナリー発電機・排熱回収ヒートポンプ等を主要用途とした、不燃性の環境対応型新冷媒です。従来冷媒HFC-245faの代替製品として、同等以上の冷媒性能や安定性を持ちながら、地球温暖化係数GWPを1000分の1となる「1未満」まで抑えました。新規機器への適用はもちろんのこと、既存機器でも仕様によっては大幅な改修なく、冷媒を「AMOLEA 1224yd」へ交換可能であり、地球温暖化抑制に貢献する環境技術を簡易に導入いただけます。
ASHRAEは、暖房・冷房・空調・冷凍などに関わる国際的な学会で、新規冷媒の場合、ASHRAEにより安全性(燃焼性や毒性)が承認されていることが採用決定の前提の1つとなっています。「AMOLEA 1224yd」は、国内外の多くの空調機器メーカー様から性能を高く評価されており、その一社として荏原冷熱システム株式会社様が、既に次期ターボ式冷凍機への採用を決定されています。今般のASHRAE承認を契機に、各種機器への採用が加速することを見込んでいます。
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