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ダイレクトリターンと言う事であれば、添付図が系統図だとしたら、一番遠い系統で、配管抵抗を計算すれば良い事になります。
2階個室1が、一番遠い系統になるので、この系統の行き返りの配管長さに、配管径と流量で決まる、1m当たりの配管抵抗を乗じて、配管抵抗を計算します。
これに、サービスバルブと制御弁、ストレーナーなどの配管抵抗を加算します。
配管の曲がりの抵抗は、簡略法としては、配管長さと同じ抵抗と考えます。
一例として、行き返りの配管長の合計が30m、曲がり抵抗は、配管長さの50%と同じ、サービスバルブ、制御弁、ストレーナーの配管抵抗は、それぞれ、配管長さ16m相当とします。
この場合の配管長(バルブ類の相当長も含む)=30+15+16+16+16=93m、配管損失は、1m当たり300Paとします。
配管抵抗=93×300=27900Pa→27.9kPaとなります。
実際の計算は、配管径、流量から、直管の1m当たりの配管損失を求めて、計算する事になります。
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