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ケミカルアンカーは引抜引張バネとしか使用したことがありません。
笹子トンネル事故でもケミカルアンカーが使用されていましたが、
上向き作業でのケミカルアンカー使用は建築では聞いたことがありませんでした。
ケミカルアンカーは下向作業が基本で、引張応力度での検証だと思います。
アンカーボルトのトルク値監理はアンカーボルトの問題であって、
HTBであればピンテールの破断でトルク値を監理し、ダブルナットであれば
マーキングして120度回転やトルクレンチでメーカー規定の監理をするのだと思います。
ケミカルアンカー+アンカーボルトの構造力学的な応力度監理は、
ケミカルアンカーの引張応力度とアンカーボルトのモーメント抵抗応力度の
直列剛性応力の構造力学的な問題に帰結されるのだと思慮されます。
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