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 ▼幹線及び高圧キュービクル重要文献  きーちゃん 10/11/19(金) 16:42
   ┣Re:幹線及び高圧キュービクル重要文献  銀河 10/11/22(月) 9:20
   ┃  ┗Re:幹線及び高圧キュービクル重要文献  銀河 10/11/22(月) 10:37
   ┗Re:幹線及び高圧キュービクル重要文献  綿菜 10/11/22(月) 19:05
      ┗Re:幹線及び高圧キュービクル重要文献  銀河 10/11/24(水) 9:40
         ┗Re:幹線及び高圧キュービクル重要文献  いさ 10/11/24(水) 12:18

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 ■題名 : 幹線及び高圧キュービクル重要文献
 ■名前 : きーちゃん
 ■日付 : 10/11/19(金) 16:42
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   当社は設備設計事務所ですが
幹線の配線は簡単に電圧降下だけでは決めれません
建築設備設計基準等電気技術基準(法律)噛み砕いたものは内線規程や高圧受変電設備の規定となります。
非常用電源設備(動力消火栓ポンプ)等の幹線には特に注意が必要となります。
高圧受変電設備での末端では6%以下に計画が望ましいでしょう。
しかしその経路及び配線施工方法やルートで大きく変わります。

埋設の場合深さや相互何本か同一敷設する場合により電流値が減少し幹線の太さが変わります。
単純に計算だけでは出ないのですよ。
配管も占有率というものがあり決められていますので、仮に占有率を100%(あり得ない数字)ですがそうした場合40%の電圧減衰があるくらいとお考えいただいても良いと思います。誘導電流による減衰・発熱による減衰が考えられます。

又、高圧幹線や重要な幹線はハンドホール内や構造体との貫通後、耐震保護を考慮しなければ成りません。フレキシブル接続材を使用しなければならないのです。
しかし殆んどの工事はなされていないのが現状とか・・・
責任は監理と施工業者さんになるでしょうね・・・・・

非常電源設備における配線は耐火配線(消防認定)を使用しなければならず
耐火ケーブルは断面積が大きく占有率と許容電流に注意しなければなりません
最悪な場合は動力消火栓ポンプがまわらない等問題が生じます。

又、高圧受変電設備で非常電源を供給される場合は必ず消防認定品の高圧受変電キュービクルが良いでしょう。
高圧キュービクルの離隔屋外壁から3m以上・リンチも(3m以上)離さないと設置が出来ず(火災予防条例)できまっており
これに反した工事ですと火災保険も問題になるでしょう
消防認定であれば、壁から1mとなりますよ。

屋内設置の場合は不燃材でおおわれ開口部は基本的につくってはならないのです
防火戸をもうけるということです
高圧キュービクル床貫通は耐火区画貫通処理を必ず行わなければなりません。

そこらじゅうで高圧キュービクルは消防法の違法な工事が多いようです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:幹線及び高圧キュービクル重要文献  ■名前 : 銀河  ■日付 : 10/11/22(月) 9:20  -------------------------------------------------------------------------
   質問です。揚げ足とりのようで恐縮ですが・・・技術的な内容ですので、
正確を期したいと思います。

“40%の電圧減衰があるくらいとお考えいただいても良いと思います”・・と
書かれていますが、多状布設等で「電圧が減衰」すると言うのは、
正しい表現でしょうか?
「電圧減衰」するとは電圧降下のことでしょうか?

このような使い方をした場合(仮定の話しでしょうが、理論的には)
使用端で40%も電圧が落ちているということでしょうか?

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:幹線及び高圧キュービクル重要文献  ■名前 : 銀河  ■日付 : 10/11/22(月) 10:37  -------------------------------------------------------------------------
   誤変換がありました。訂正です。

多状布設→多条布設のつもりでした。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:幹線及び高圧キュービクル重要文献  ■名前 : 綿菜  ■日付 : 10/11/22(月) 19:05  -------------------------------------------------------------------------
   はじめまして、電気屋の綿菜と申します。

お書きになっておられる様に、幹線設計は電圧降下だけでは決まりません。
質問があります。
1.「高圧受変電設備での末端では6%以下」
 1a. 6%とは、何が6%なのでしょうか? 電圧降下?
 1b. 高圧受変電設備での末端とは、低圧盤のブレーカ二次側という事でしょうか?

2.埋設深さにより電流減衰率が異なるというのは初めて知りました。
 出典元をお知らせ下さい。

3.電圧降下、電流減衰率、許容電流、占積率など計算で算出可能です。
 計算で出ないとは、具体的に何を示されているのでしょうか?
 (配線ルートなどは、そもそも計算で出す物ではありませんので、除外して下さい)

4.「責任は監理と施工業者さんになるでしょうね・・・・・」
設計事務所殿にて、ルート・施工方法などを決められており、それが当局の認定を受けている場合は、設計事務所殿に責任があるのでは?
また、現場での変更に対し、施主に承認を受けている場合も条件が異なります。
一概に、きーちゃん様のお書きになっている様にはならないと思いますが如何でしょうか?

5.耐火ケーブルだけは、特に断面積・占積率・許容電流について注意しなければならないというわけではありません。 メーカー回答として、FPケーブルとCVケーブルの許容電流は同一ですし、耐火ケーブルは単芯であれば600sq迄ですが、CVケーブル(非耐火ケーブル)であれば1000sqも有ります。
ケーブル選定ミスにより、負荷が動かないというのは、もっと基本的な話しではないでしょうか?

6.きーちゃん様は、何をおっしゃりたいのかよく判らないのですが?
消防法に違反しない施行方法を記述されているのでしょうか?
消防法に違反する違法工事を摘発したいという事でしょうか?
消防法に違反する違法工事をしてはいけないという警鐘をならされているのでしょうか?

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:幹線及び高圧キュービクル重要文献  ■名前 : 銀河  ■日付 : 10/11/24(水) 9:40  -------------------------------------------------------------------------
   銀河です。
私も綿菜さんと同じ意見です。
最初に書かれた、文意がわからないので、とりあえず、
技術的な矛盾点のみ1箇所を指摘しようと思い、最初の回答をしました。
そのほかにも、表現が適切でないところがあります。
例えば“同一敷設する場合により電流値が減少し・・などです。
電流値は「減少」するのではなく、発熱と放散の関係で、
“被覆の保護のために、電流を逓減して施工する・・”などの
表現の方が正しいと思います。
自動的に電流値が減少するわけではないでしょう。
(揚げ足とりかな?)

書かれた方の電気の(法的な解釈も含め)スキルなどが、
どの程度か不明などで、質問の程度も、どの程度にしたらよいのか
判りません。

書きたいこと(≒伝えたいこと)が、うまく伝わってこないので
(受け取り方の問題ではないと思いますが・・)
綿菜さんの仰るとおり、最初の質問者は、この文を書いた意図を、
はっきり示してもらいたいと思います。

今の文章では、単なる、メッセージか条文の紹介程度
(しかも誤りのおそれのある)にしか見えません。
受取る人からすれば「それが、どおした」程度の物でしかありません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:幹線及び高圧キュービクル重要文献  ■名前 : いさ  ■日付 : 10/11/24(水) 12:18  -------------------------------------------------------------------------
   14391) 動力幹線計算 に対するアンサーのようにも見えましたが?
返信しようと思ったら、誤って(か、やり方を知らずかで)
新規スレッドになってしまった、とかいう話では無いのでしょうか。

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