Page 3308 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼空調機の選定 設備セミプロ太郎丸 17/9/21(木) 22:33 ┗Re:空調機の選定 masa 17/9/27(水) 10:29 ┗Re:空調機の選定 設備セミプロ太郎丸 17/9/28(木) 19:50 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 空調機の選定 ■名前 : 設備セミプロ太郎丸 ■日付 : 17/9/21(木) 22:33 -------------------------------------------------------------------------
分かる方アドバイスをお願いします。 茶本をみるとパッケージの選定は全熱でしか選定しないのに ファンコイルは全熱、顕熱をみて選定する事になっています。 どういう理由でこのような選定の仕方になるのでしょうか? |
基本的には、ファンコイルの場合でも、単独でパッケージ空調機と同じように使用する場合は、全熱能力のみで選定してかまいません。(建築設備設計基準の場合、以下同様) ファンコイルのみ、全熱能力と顕熱能力を確認する必要があるのは、ファンコイルを外調機もしくは、空気調和器と併用する場合は、原則的にペリメーターの顕熱負荷のみを処理するように設計する事になっているからです。 この場合は、全熱能力だけでは、ファンコイルを選定できないので、顕熱能力がペリメーターの顕熱負荷を処理できることを確認する必要があります。 なお、パッケージ空調機では、顕熱処理能力又は、顕熱比が、建築設備設計基準では、記載されていません。 したがって、パッケージ空調機では、顕熱処理能力が標準機器(建築設備設計基準)ではわからない事も理由の一つです。 ファンコイルの場合は、標準機器(建築設備設計基準)の仕様で顕熱処理能力が記載されています。 なお、ファンコイルを顕熱処理のみで選定しても、実際は、ファンコイルの装置顕熱比によって、若干除湿が行われます。 室内湿度は、この事によって、設計条件より低湿度になりますが、日本の場合は安全側として、特に対応はしませんが、精密に設計する場合は、外調機・空調機の能力を補正する方法を取る場合もあります。 |
分かりやすい説明有難うございます。 納得できました。 |
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