Page 46 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼JABMEE CPD ふくふく 05/5/2(月) 21:41 ┣Re:JABMEE CPD masa 05/5/3(火) 0:54 ┃ ┗Re:JABMEE CPD ふくふく 05/5/3(火) 8:40 ┗Re:JABMEE CPD ii 05/5/21(土) 3:51 ┗Re:JABMEE CPD ふくふく 05/5/22(日) 11:41 ─────────────────────────────────────── ■題名 : JABMEE CPD ■名前 : ふくふく ■日付 : 05/5/2(月) 21:41 -------------------------------------------------------------------------
JABMEE CPD(継続職能開発制度)に参加されている方って 周りにいらっしゃいますか? 私の周りには、建築設備士の取得者は私を含めて4人いますが、 みんな「別に興味なし。」のようです。 専攻建築士制度とも絡んでくるようですし、 どうなんでしょうか? |
私のまわりも参加している人はいないです。 ちなみに、JABMEE CPDは建築設備技術者及び建築士であればだれでも参加できる継続的職業能力開発コースです。 CPD取得単位の上限・下限は特に定められていません。 取得したCPD単位を建築設備技術者協会に登録する事によって、取得単位の証明書の発行を受ける事ができます。 JABMEE SENIORは上記JABMEE CPDと認定プログラムは共通ですが、建築設備士登録をしているもので、建築設備技術者協会の会員であり、年間最低50単位を基本とし、5年間で250単位以上を所定のプログラム毎の年間の上限を超えないで取得した場合に称号として与えるものです。 専攻建築士は日本建築士会連合会が、建築士CPDの所定の単位を取得し、各専攻分野毎の資格要件を満たしたものに与える称号です。 環境設備専攻建築士は一級建築士又は二級建築士と建築設備士の両方をもつもので所定の環境設備分野の実務経験と所定のCPD単位取得者が申請する事ができます。 なお、平成17年4月11日に建築設備技術者協会と日本建築士連合会はJABMEE SENIORと環境設備専攻建築士についてそれぞれ同等の資格として扱う合意を結びました。(これはそれぞれを同等として扱うだけで、お互いの称号を同時に与えるわけではありません) ちなみに、JABMEE SENIORをもつ建築士は、環境設備専攻建築士の申請の実務経歴要件はJAMBEE SENIOR証書で満たします。 さらに上記に加え15年以上の実務経歴をもつ者は経過措置のあいだはCPD単位の取得無しで環境設備専攻建築士の申請を行えます。 環境設備専攻建築士をもつ建築設備士は建築設備士総合講習を受講すればJAMBEE SENIORを取得する事ができます。 上記の事を整理すると、JAMBEE SENIORは建築設備士でなければ、取得できない。 環境設備専攻建築士は一級建築士又は二級建築士と建築設備士両方をもつものしか取得できない。 以上の事からJAMBEE SENIORを最短で取得できるのは建築士+建築設備士をもつ者で、環境設備専攻建築士を取得できるものとなります。 実務経験3年以上、CPD150単位取得(平成17年度は経過措置で100単位) |
masaさん、分かりやすい説明ありがとうございます。 JABMEE SENIOR、環境設備専攻建築士の存在理由や 設立までの過程が不透明ですよね。 それよりも建築設備士の存在意義を明確にして地位の向上や 知名度の普及に努めてほしいと思います。 (以前もこんなレスがありましたが・・・) |
>JABMEE CPD(継続職能開発制度)に参加されている方って >周りにいらっしゃいますか? >私の周りには、建築設備士の取得者は私を含めて4人いますが、 >みんな「別に興味なし。」のようです。 >専攻建築士制度とも絡んでくるようですし、 >どうなんでしょうか? 技術士会を始め、建築、構造、設備の各学協会のCPDはすべてAPEC ENGINEERのCPD制度に準じています。 ということは、すべてのCPDはAPEC ENGINEERとの相互認証を展望しています。 APEC ENGINEERの資格を継続的に維持するためには、CPDが義務付けられていますが、日本の資格制度には、まだCPDを義務付けたものはありませんね。 いづれは、日本の資格制度が国際化されていくと思われるので、CPDは義務付けされると思いますが、いつになるかは分かりません。 資格を取得しただけでは、ENGINEERの資質を維持できないという考えから、CPDの制度が有ります。 多忙な実務に追われながら、CPDの単位を取得していくことは、負担となりますが、何も勉強しない人と実力の維持向上を図っている人の区別化になり、消費者に対しアカウンタビリティ責任は果たせると思います。 JABMEE SENIORは建築設備士の専門領域表示制度ですが、建築設備士に専門領域を特定することには、私は疑問を持っています。(まだその時期ではない) 士会連合会の専攻建築士制度は、建築技術者には建築意匠、構造、設備、施工など専門技術者が存在し、領域を分担して担当しているという実情に基づいています。 各領域を、専攻建築士などの責任が持てる立場の誰が担当しているかを明示することは、消費者に対し、アカウンタビリティを果たし、建築業界の信頼性の回復につながると思います。 しかし、この制度は、建築士の業務独占の堅持となることは否めません。 設備技術者も建築士となることが、地位向上の早道になります。 建築設備士のCPDには、他に(財)建築技術教育普及センターが主導して行っている、建築設備関連団体の「協議会CPD」があります。 CPDに興味を持つような雰囲気が、設備業界でも必要だし、社会的地位向上につながると思います。 また長くなってしまいました。(反省) |
レスありがとうございます。 「建築設備士の未来を考える会」というのがあればいいですね。 私は、あと30年ほど働かなくてはならないので・・・ >設備技術者も建築士となることが、地位向上の早道になります。 これはなかなか難しそうですよね。 歴史的背景として設備の資格として建築士と同等のものを、 としてまず設立されたものは空・衛学会設備士が先でした。 その後、建築設備士ができてこれを建築士法に盛り込むことを認めてもらった。 つまり、設備関係者はあくまで建築士と肩を並べるものを、 しかし建築士サイドとしては既得権益を守る、設備は建築の一部と 考えているように思える(本当かどうかはわかりませんが)ので、 議論は平行線をたどってしまうのではないでしょうか。 いずれにせよ、これからは資格の名前だけでは食っていけませんよね。 CPD等が資格取得者、顧客に対して満足のいく説明ができれば おのずとレベルアップしていけると思います。 |
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