なるほど、そうだったのか! 物理学を数式で学ぶだけでは、本当の理解には到達しない。数式を別角度から眺め、グラフを描き、身近な現象に応用し、直感的に納得したとき、初めて真の理解にたどり着く。宇宙物理学の視点を交え、「活きた物理学」を身につける手引きの書。
・エアコンの設定温度を下げすぎない方が良いのはなぜか?
・飛行するラグビーボールの、スピンと首振りの関係は?
・なぜ質点のラグランジアンは、運動エネルギーとポテンシャルの「差」なのか?
・なぜ可視光だけが「見える」のか?
第1章 ニュートン力学:要点の復習
1.1 2次元調和振動子
1.2 剛体の自由歳差運動
1.3 ラグランジュ形式でのニュートン力学
第2章 ベクトル解析と電磁気学を見直そう
2.1 ベクトルのrotation は難しいか?
2.2 電磁気学と実験物理学
2.3 プラズマ中の電流分布の作る磁場
2.4 電磁ポテンシャルとゲージ変換
2.5 準定常磁場を記述するベクトルポテンシャル
2.6 電磁波の放射
2.7 プラズマ中の電磁波
2.8 2階微分方程式のまとめ
第3章 熱力学は不思議だ
3.1 熱力学の特徴
3.2 エアコンの熱力学とエントロピー
3.3 熱力学的ポテンシャル
3.4 星の熱力学
3.5 宇宙美学
3.6 まとめと展望
Copyright (c) 2000-2024 Environmental System Design Institute, Inc.
|