「熱貫流率U値や露点温度の公式は暗記したけれど、実際の建物のどこから結露が出るのかを読めない」「エアコンの畳数選定を部屋の広さだけで決めていいのか、根拠をつかみきれない」 そんな経験はないだろうか。
本書は、建築環境工学の4要素(熱・空気・光・音)の基礎を無料のWeb計算ツール(mahiroApps)を動かしながら学ぶ、これまでにない入門書だ。
本文で伝熱・空気線図・換気・ダクト・照度・騒音・結露の理論を読んだら、すぐにブラウザでツールを開いて同じ建物条件を入力してみる。断熱等級を等級4から等級6へ上げると冷房負荷が何%下がるか、壁の面密度を倍にすると透過損失が何dB動くか - 自分の手で確かめられるから、「なぜこの式なのか」が体感で分かる。スマホだけで完結する。インストールも会員登録も不要だ。
第1章 熱と温熱環境 - 熱伝導・対流・放射、U値(熱貫流率)、露点温度、湿り空気線図
第2章 空調負荷と空気線図 - 顕熱/潜熱、貫流熱・日射熱・内部発熱、畳数計算の根拠、冷媒配管サイジング
第3章 換気と外気量 - 換気回数法・人員密度法・CO2基準・ASHRAE 62.1、全熱交換器による熱回収
第4章 ダクトと送風 - 許容風速、圧力損失の積み上げ、必要静圧、消音器と騒音対策
第5章 光と照度 - 光束法と逐点法、JIS Z 9110の推奨照度、UGRによるグレア評価
第6章 音と騒音 - 質量則による透過損失、Sabine式の残響時間、複数音源合成と距離減衰
第7章 結露と建物外皮 - 表面結露/内部結露の違い、断熱・防湿・通気の3点セット
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