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 ▼加圧ポンプより受水層が下の場合  もう少しです 08/4/7(月) 22:31
   ┣Re:加圧ポンプより受水層が下の場合  アニサキス 08/4/7(月) 23:14
   ┣Re:加圧ポンプより受水層が下の場合  つなぎの水道屋 08/4/7(月) 23:55
   ┣Re:加圧ポンプより受水層が下の場合  しろべ 08/4/8(火) 10:57
   ┣Re:加圧ポンプより受水層が下の場合  EM 08/4/8(火) 14:48
   ┗Re:加圧ポンプより受水層が下の場合  (・Ω・) 08/4/10(木) 10:10

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 ■題名 : 加圧ポンプより受水層が下の場合
 ■名前 : もう少しです
 ■日付 : 08/4/7(月) 22:31
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   はじめまして、配管工事でこのほど加圧ポンプより受水層が4mほど低い位置に
なる場合、この加圧ポンプの吸い込み口径50Aから4mの落差の間での、
交互運転での80Aの吸い込み配管でのチャッキ弁の位置がどこの位置が適切
なのか、、、、配管内にエアーが入らない様に施工しなくては、といろいろ考えているんですが、、、自分なり受水層の水位のここかな、でもこっちかなとか
いろいろ考えてはいるんですが、どなたかいいアドバイスがあればと思いまして
よろしくお願いします

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:加圧ポンプより受水層が下の場合  ■名前 : アニサキス  ■日付 : 08/4/7(月) 23:14  -------------------------------------------------------------------------
   私的には受水槽からのサクションは落し込みが基本だと思いますが、
今回のようにそれに拠れない場合はフート弁を取り付けましょう。
また、可能であれば強制的に呼水を注水できる予備のタッピングを取っては如何でしょうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:加圧ポンプより受水層が下の場合  ■名前 : つなぎの水道屋  ■日付 : 08/4/7(月) 23:55  -------------------------------------------------------------------------
   私は、ポンプについて詳しいものでは、ないのではないのですが。
減水時に、ポンプを停止する機能などはないのでしょうか。
もしあるとすると、例えば何らかのかたちで、付近が断水になり、受水槽の水が減りポンプが停止するような事があれば、断水が解消されて水が補給されてポンプが起動した場合、減水停止水面よりもフート弁(逆止弁)が下部に設置されていないと空気を吸い込む恐れがあると思うので、渇水停止位置よりいくらか下げた位置がよいのではないでしょうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:加圧ポンプより受水層が下の場合  ■名前 : しろべ  ■日付 : 08/4/8(火) 10:57  -------------------------------------------------------------------------
   まず、ポンプの吸込み能力は、配管抵抗を含む全揚程で−6m、実揚程では、
−4.5mほどと思います。メーカーに確認してください。

ご質問の−4mがポンプから受水槽の底まででない場合は厳しいですね。

吸込み配管は、ポンプ個別にしてそれぞれにフート弁を取り付けるのが良いと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:加圧ポンプより受水層が下の場合  ■名前 : EM  ■日付 : 08/4/8(火) 14:48  -------------------------------------------------------------------------
   >配管工事でこのほど加圧ポンプより受水層が4mほど低い位置に

基本的に避けるべき設置方法です。
新築であれば、金額は上がりますが、着脱式の
水中ポンプもありですね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:加圧ポンプより受水層が下の場合  ■名前 : (・Ω・)  ■日付 : 08/4/10(木) 10:10  -------------------------------------------------------------------------
   4mの吸い上げ高さが最大なのか最小なのかにもよると思います。
高さだけではなく、横引き配管も吸い上げ方式の場合は障害になります。

また、揚水ポンプ(高架タンクへの給水)方式に比べ、
加圧給水方式は吸い上げ運転に弱いです。
加圧給水ポンプは運転流量がギリギリ絞られても停止しません。
小水量で運転している時はポンプ内流速が遅くなります。
その際に吸い上げ運転方式ですと、ポンプの吸い込み部でエアを発生させることがあります。(配管の外から吸い込むのではなく、水の中から発生するのです。)
洗濯機の渦の中心を見てみれば判るように、遠心力というのは真中に軽いものが集まってくるという性質があるのです。
遠心分離作用と言うヤツです。
発生したエアがポンプの入り口でくるくる回りながら外に出ることが出来ない。
流速の遅さ故起こる現象です。
長時間小水量運転が続きますと、このエアがだんだんと成長し、ついには給水不能になることがあります。
エア噛みと呼び習わされる現象です。
エアキャップと呼ぶ人もいます。
ポンプが止まりますとそのエアはポコンと上に行きますが、再度動き出す時にCVを越えることが出来ないことも有ります。
ポンプの中で発生した渦に巻き込まれるとまた真中に引き込まれてしまうためです。

以上の理由から吸い上げ運転の加圧給水は障害だらけということを理解してください。
また、交互運転での80Aの立ち上げ管というのもなんか怪しいですね。
80A1本で立ち上げて50A2本に分けると言うことですか。
それもやめたほうがいいです。
片方が運転中は、止まっているもう片方のポンプに負圧がかかります。
メカニカルシールからエアを吸うかもしれませんよ。

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