Page    1939
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   建築設備フォーラムへ  ┃  会議室に戻る  ┃  INDEX  ┃  ≪前へ  │  次へ≫   
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ▼冷房効率UPの断熱施工メリット  一人次長課長 08/8/28(木) 10:30
   ┣Re:冷房効率UPの断熱施工メリット  いのさん 08/8/28(木) 13:54
   ┃  ┗Re:冷房効率UPの断熱施工メリット  いのさん 08/8/28(木) 13:59
   ┗Re:冷房効率UPの断熱施工メリット  masa 08/8/28(木) 22:29
      ┗Re:冷房効率UPの断熱施工メリット  一人次長課長 08/8/29(金) 9:29
         ┗Re:冷房効率UPの断熱施工メリット  masa 08/8/29(金) 9:53

 ───────────────────────────────────────
 ■題名 : 冷房効率UPの断熱施工メリット
 ■名前 : 一人次長課長
 ■日付 : 08/8/28(木) 10:30
 -------------------------------------------------------------------------
   皆様、初めまして。
現在工場内にてパーテーションで立てられた事務所の冷房効率を上げるために
調べています。石膏ボードの天井裏に断熱材を敷き詰めようと考えているのですが
どれ位の効果、メリットが出るのでしょうか?

天井面積:56u
室内側天井温度:29℃
天井裏側天井温度:33℃
室温:25.5℃(冷房設定温度:20℃)
施工予定断熱材厚さ:50mm

因みに空調は一般家庭用及びパッケージエアコンを使用しています。

どうか皆様のお知恵を宜しく御願い致します。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:冷房効率UPの断熱施工メリット  ■名前 : いのさん  ■日付 : 08/8/28(木) 13:54  -------------------------------------------------------------------------
   熱伝達率をKとすると (面積がA  温度がta,tb)

Φ=K・A(ta-tb) (kw)になります

1/K=1÷熱入口熱伝達率+1÷熱出口熱伝達率+保温材厚み÷保温材の熱伝達率

になります

ややこしいので近くの第1種冷凍機械の資格を持っている方に聞いてください

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:冷房効率UPの断熱施工メリット  ■名前 : いのさん  ■日付 : 08/8/28(木) 13:59  -------------------------------------------------------------------------
   追記します

天井がボード張りでとボード分もプラスして計算が必要です

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:冷房効率UPの断熱施工メリット  ■名前 : masa  ■日付 : 08/8/28(木) 22:29  -------------------------------------------------------------------------
   前提条件として、天井面積=56u、天井裏側天井温度=33℃、室内側天井温度=29℃、室温=25.5℃、石膏ボードの熱伝導率=0.17w/m・K、断熱材(グラスウール)の熱伝導率=0.04w/m・K、室内側表面熱伝達率=Xw/u・K、石膏ボード厚=9.5mm、断熱材厚=50mmとします。
総合熱通過抵抗(断熱材の無い場合)R=9.5/1,000/0.17+1/X≒0.056+1/X
天井裏側天井温度−室温=33−25.5=7.5K、天井裏側天井温度−室内側天井温度=33−29=4Kより、0.056/R×7.5=4、R=0.056/4×7.5=0.105、1/X=R−0.056=0.105−0.056=0.049、X=1/0.049≒20.4w/u・Kとなります。 この値は室内側表面熱伝達率としてはかなり大きいので、前提条件が間違っている可能性がありますが、とりあえずこれで計算を進めます。 断熱材(グラスウール)50mmの熱通過抵抗=50/1,000/0.04=1.25u・K/wより、断熱材のある場合の総合熱通過抵抗=R+1.25=0.105+1.25=1.355u・K/w、総合熱通過率(断熱材有り)=1/1.355≒0.738w/u・K、総合熱通過率(断熱材無し)=1/0.105≒9.524w/u・Kとなります。
天井面積56uより、断熱材がある場合の通過熱量の低減量=56×(9.524−0.738)×7.5≒3,694wとなります。 この計算は天井裏側表面熱伝達率を無視している為、天井裏側表面温度の上昇を無視しています。 実際は、総合熱通過抵抗の上昇により、天井裏側表面温度は上昇するので、低減量は減少します。
天井内温度がわかれば、より正確な低減量の計算ができます。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:冷房効率UPの断熱施工メリット  ■名前 : 一人次長課長  ■日付 : 08/8/29(金) 9:29  -------------------------------------------------------------------------
   いのさん 有難うございます。
1種冷凍機ですか・・・、残念ながら当社には3種しか有資格者がおりません。
一応その方に聞いてみます。

masaさん 有難うございます。
計算してくださった値で上司に報告しようと思います。

因みに天井内温度とありましたが、どの部分に当たるのでしょうか?

事務所天井ボードから工場内天井までの空間(周囲温度)であれば測定は
可能なのですが。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:冷房効率UPの断熱施工メリット  ■名前 : masa  ■日付 : 08/8/29(金) 9:53  -------------------------------------------------------------------------
   天井内温度と表現したのは、事務室天井ボードから工場内天井までの空間の温度です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    建築設備フォーラムへ  ┃  会議室に戻る  ┃  INDEX  ┃  ≪前へ  │  次へ≫    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                                                Page 1939





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━