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 ▼空調用冷温水密閉式膨張タンクについて  暴れ熊 12/8/9(木) 10:12
   ┣Re:空調用冷温水密閉式膨張タンクについて  いのさん 12/8/11(土) 7:46
   ┗Re:空調用冷温水密閉式膨張タンクについて  水道屋の修理担当 12/8/14(火) 10:19

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 ■題名 : 空調用冷温水密閉式膨張タンクについて
 ■名前 : 暴れ熊
 ■日付 : 12/8/9(木) 10:12
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   空調用冷温水膨張タンクですが、今回設備設計の都合上により膨張タンクを密閉式を採用することになりました。
それに伴って、密閉式膨張タンクの圧力監視が必要ということで中央監視設備に警報を取込むこととなりました。
自動制御の設計からの図面を確認したら、膨張タンク本体に圧力スイッチが取付られている図面となっています。
この場合は、膨張タンク本体に設置するのが正しいのでしょうか?
それとも、本体接続配管に設置するのが正しいのでしょうか?
また、本体に設置する場合は、水側or空気側どちらが良いのか?
圧力上昇時だけではなく、運転時の圧力低下も監視すべきではないのだろうか?
空気側は、定期点検時に確認するから監視不要と考えるべきなのか?
さまざまな疑問があります。回答可能な範囲での回答をお願いします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:空調用冷温水密閉式膨張タンクについて  ■名前 : いのさん  ■日付 : 12/8/11(土) 7:46  -------------------------------------------------------------------------
   密閉式膨張タンクは運転時 液体側と気体側は同じ圧力になります。
腐食等にて気体側に液体が混入した場合も圧力は変わりません。


膨張タンクの異常時は液体側の圧力が異常に上昇するので
液体の配管道中で圧力センサー等にて測定すればよいのではないでしょうか?

異常圧力時は安全弁や逃し弁等により液体を放出する仕組みになっているのでセンサー等の異常設定値にも注意が必要と考えます。

これらは私の意見なので詳しくは設計者に聞くのが良いでしょう。


余談ですが膨張タンクの点検は液体を抜いてから気体の圧力を調査します。
液体の圧力がかかっている状態では気体側の点検は出来ません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:空調用冷温水密閉式膨張タンクについて  ■名前 : 水道屋の修理担当  ■日付 : 12/8/14(火) 10:19  -------------------------------------------------------------------------
   どの程度の膨張タンクを計画されているのでしょうか。
空気の混入を避ける意味での密閉式ですと、隔膜式でしょうが、大きいのありましたでしょうか。
圧力監視り意味では、タンク直付けで安全弁傍が良いと思いますが、出入り口1つのタイプですと、冷温水の流速に影響されないタンク傍にTを取り付けてそれに取り付けるのが良いかと思います。設定圧力にもよりますが、管路全体に安全弁、空気分離器と空気排気弁がつき、補給水パワーシスターンがつきませんか。
空気層を持った空気と液が接するタンクの場合、圧力を監視するより液面高さを監視する方が管理上重要かと思います。が、なかなかこれができるタンクないですね。バッファータンクの流用が良いかと思います。
本格的に圧力管理が必要なほどのタンクであればも圧力スイッチではなく、電子式の圧力センサーを取り付け、PLCなどで受け外部より補給水をコントロールする方が楽なような気がします。
隔膜式での空気量管理は、タンク内液を全部抜いて、管路内の設計圧力の1/2の圧力に空気を入れるのが一般的です。定期的に行うのであれば、タンク内の液のドレンか管路への回収機能を考えなければなりません。不凍液を用いるのであれば、回収できるよう設計してください。不凍液って結構な費用になります。
施設の用途、規模、それと熱源の種類により考え方が変わります。詳しくお教えくだされば、私なりに考えてみたいと思います。ご参考までに。

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