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 ▼パッケージ型消火設備の常用電源の取得方法について  味吉陽一 17/9/20(水) 15:26
   ┗Re:パッケージ型消火設備の常用電源の取得方法について  味吉陽一 17/9/20(水) 15:35
      ┗Re:パッケージ型消火設備の常用電源の取得方法について  masa 17/9/20(水) 19:56
         ┗Re:パッケージ型消火設備の常用電源の取得方法について  味吉陽一 17/9/21(木) 10:15
            ┗Re:パッケージ型消火設備の常用電源の取得方法について  masa 17/9/21(木) 18:08
               ┗Re:パッケージ型消火設備の常用電源の取得方法について  味吉陽一 17/9/22(金) 12:27

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 ■題名 : パッケージ型消火設備の常用電源の取得方法について
 ■名前 : 味吉陽一
 ■日付 : 17/9/20(水) 15:26
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   サーバルームにパッケージ型消火設備を設置する予定でいます。
現在は散水型スプリンクラーがあり、その代替設備としての設置を予定しています。

何社かに確認を取っているのですが、常用電源の取得の仕方で見解が割れています。
どちらが正しい見解なのでしょうか。

A社は分電盤の上部で配線を分岐し、新たな分電盤を作成して専用電源を取る必要があると主張しています。
B社は分電盤の中に空きブレーカーがあるのでそこから専用電源を取得すれば良いと主張しています。

A社のケースですと停電を伴ってしまうため、稼働中のサーバに影響が出てしまうため出来るのであればB社の見解で進めたいと考えています。

設置場所は東京都です。
東京消防庁の予防事務審査・検査基準では
「低圧のものにあっては、引込み開閉器の直後から分岐し、専用配線とすること」
とあります。
この解釈をどう取るか、と思うのですが、ご教授頂けますでしょうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:パッケージ型消火設備の常用電源の取得方法について  ■名前 : 味吉陽一  ■日付 : 17/9/20(水) 15:35  -------------------------------------------------------------------------
   パッケージ型消火設備の種類を書き忘れていました。
窒素型のガス消火設備になります。
ボンベ室を設けるか否かは検討中、散水式スプリンクラーは停止する予定です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:パッケージ型消火設備の常用電源の取得方法について  ■名前 : masa  ■日付 : 17/9/20(水) 19:56  -------------------------------------------------------------------------
   設置は、法令設置ですか?
自主設置であり、法令設置の別の消火設備で警戒できている場合は、必ずしも、審査基準に合わせなければいけないわけではありませんが、ガス系消火設備の場合は、人体への被害が生じる場合があるので、安全装置等が停電時も機能する必要があります。
その場合は、審査基準で記載されている、非常電源(予備電源)の設置が必要です。
法令設置の別の消火設備の警戒範囲外となる場合は、代替消火設備となるので、法令設置と同等の扱いとなります。(着工届、設置届が必要となります)
ガス系消火設備のパッケージ型は、消防法認定により設置されるので、認定条件等は、各社で異なります。(おおむねは、認定基準が定められていますが、非常電源(予備電源)を内蔵しているかどうかでも異なります)
認定条件が防火対象物の設置対象室に適合しているかどうかの判断は、所轄消防署の判断になりますので、所轄消防署と打ち合わせを行う必要があります。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:パッケージ型消火設備の常用電源の取得方法について  ■名前 : 味吉陽一  ■日付 : 17/9/21(木) 10:15  -------------------------------------------------------------------------
   ありがとうございます。

消火栓は水平距離7m程度の場所にありますのでスプリンクラー免除+自主設置でも可能と思いますが、できる事であれば基準に合わせた設置を目指したいと考えています。

ガス消火パッケージについては両者とも同じ設備を提案してもらっており、予備電源として蓄電池を内蔵しています。
所轄消防署との協議にあたりA社かB社どちらかに立ち会いを依頼したいと思っており、見解として正しいのがどちらなのかというのを確認したいところになります。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:パッケージ型消火設備の常用電源の取得方法について  ■名前 : masa  ■日付 : 17/9/21(木) 18:08  -------------------------------------------------------------------------
   予備電源内臓であっても、蓄電池の充電の為の常用電源が必要であれば、基本的に、通常時に電源が遮断されないように、専用の保護ブレーカーとする必要があります。
したがって、他の負荷によって遮断される保護ブレーカーの2次側に接続しては、いけない事になります。
他の負荷を遮断しないといけないのならば、遮断可能な別の分岐回路から、電源を新設する必要があります。
また、誘導灯などの回路があるのならば、そちらと共用する方法も取れると思います。(こちらも、他の負荷と共用の保護ブレーカーの2次側に接続されていないはずです)
ただし、所轄消防署の許可は必要です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:パッケージ型消火設備の常用電源の取得方法について  ■名前 : 味吉陽一  ■日付 : 17/9/22(金) 12:27  -------------------------------------------------------------------------
   ありがとうございます。
A社の主張するような専用の保護ブレーカーが基本となるのですね。
理解いたしました、ありがとうございます。

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