Ｐａｇｅ 859 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ ＩＮＤＥＸ ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼島嶼経費の割り増しって？ 見積もり嫌い 05/3/2(水) 21:56 ┣Re:島嶼経費の割り増しって？ ぎん 05/3/3(木) 19:51 ┗Re:島嶼経費の割り増しって？ ななごん 05/3/6(日) 15:48 ─────────────────────────────────────── ■題名 ： 島嶼経費の割り増しって？ ■名前 ： 見積もり嫌い ■日付 ： 05/3/2(水) 21:56 -------------------------------------------------------------------------
| 最近見積もりの仕事をさせられてます。以前東京都の工事にて島嶼経費なるものを計上していたようですが、物価本に記載されていないようで、どこの資料にあるのでしょう？ 以前の工事費を参照すると、直接工事費に数％島嶼経費として積み込まれてました。 労務費に数％ならなんとなく理解できるのですが、直工となると・・・材料費にも経費を上乗せなんて、運賃は別途積み込まれているので理解できません、東京都のHPに乗ってますか？それとも実績？ |
| こんばんは、 私も東京都で島嶼経費を算出したことがあります、 東京都は今、直工×率では出していません、 実状に伴う金額を算出するようになっています、 ですので建設物価、積算資料には出ていません、 島嶼経費は四つの項目で成り立ちます。 ①労務者渡航費 ②島内宿泊費 ③資材海上輸送費 ④島内運搬費 機器や外注工事（メーカー見積）を取り寄せられるものは 見積書に入れて貰いました、 材料、労務、保温、根切は”白本”で労務を算出すれば渡航人数を割り出せます、 宿泊費は工期で平均宿泊人数を出しました、 実際は工程表がないと判りませんが、見積段階ではありませんので想定です、 資材海上輸送も重量、容積などで違うのですが容積は無理なので 重量で出しました、(材料の梱包が調べ切れずに断念、重量は設備手帳やﾒｰｶｰに確認) これに船会社にコンテナ重量、金額を確認すればでます、 島によって船会社が違うので注意です、 島内運搬は物価版で出せます、 材料会社の運搬は港渡しになるはずです、 これらの合計に島嶼係数を掛けたものが 島嶼割増になるのです、 島によって係数が異なります、 ご希望であればその時作った資料お送りします。 |
| 島嶼割り増しの規定は、東京都などの単価に有ります。 直接工事費の労務費に対して 渡航日数（往復） 島内労務日数の補正（割り増し）をします。 又、この日数や補正率は、内地（本土）からの物と、 他の近郊の島からの物で変わる場合があります。 運搬費は、メーカーからは通常港の埠頭渡し間での見積りで、 それ以降、島の港までは伊豆諸島の場合は東海汽船に 大きさ、重量のトータルで見積りをしてもらいます。 （個別ではないようです） ちなみに渡航日数は 内地から 大島・八丈 １．０日 利島・新島・式根島・神津島・三宅島 １．５日 御蔵島・父島 ３．０日 青ヶ島・母島 ４．０日 他島（最寄りの島）からは ほぼどこも１．０日 です。 労務日数補正は 建築が０．１ 設備が０．１２です。 青ヶ島は ０．１２／０．１４ 父島は ０．２２／０．２４ 母島は ０．２２／０．２４ となっています。 東京以外はちょっとわからないのでごめんなさい。 東京でも、上記以外の島はケースバイケースです。 |
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