建築設備の情報誌　           　　　　　　　　　　　　　　  配信部数: 31,030
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【別冊】  週 刊−建 築 設 備 ニ ュ ー ス　                    　7月 20日号

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(NPO)建築設備コミッショニング協会からのお知らせ
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『環境・エネルギーシステムに関する日中技術交流シンポジウム（参加無料）』

　主　催： 公共建築協会、建築設備コミッショニング協会
　協　賛： 空気調和・衛生工学会 中部支部
　後　援： 中部電力・東邦ガス

　日　時： 平成18年8月7日(月) 9:30〜
　場　所： 名古屋大学野依記念学術交流館 ２階カンファレンスホール
　参加費： 無料、ただし希望者には「公共建築研修会中国調査団報告書 〜中国にお
　　　　　　　　 ける環境・省エネルギーに関する取り組み〜」を有料頒布(2000円)

　詳細・お申込 ⇒ http://chubu.shasej.org/ (案内図もダウンロードできます)


＜開催趣旨＞

　京都議定書目標達成計画の実現のため、また、都市環境の向上や経済協力・技術移
転の観点からも日本と中国の環境・エネルギー専門家による意見交換は極めて重要で
ある。とくに建築・都市における民生用エネルギーの省エネルギー化は両国において
緊急の課題となっている。

　このたび企画したシンポジウムは、都市のエネルギー利用と地域冷暖房の最適化の
ために、過去の技術展開の経過を確認しつつ、なお先端的な技術と将来の都市エネル
ギー構造を見通していかにシステムを構築し、その性能を検証すべきかについての知
見を、両国の専門化による講演と討論により提供する。

　中国からはこのような課題の研究や政策決定に著名な清華大学の二教授を招き、中
国とくに北京市における地域冷暖房の展開と課題について、また北京市の都市環境改
善の政策とも絡めて発表と討論が為される。　日本からは日本の地域冷暖房の技術と
課題の変遷、代表的な蓄熱式とコジェネ技術の地域冷暖房適用の先端技術とコミッシ
ョニング、そしてCDM(クリーン開発メカニズム) による清華大学対象モデルの概要を
紹介する。

　このシンポジウムが、国際的視野を入れたわが国の都市再生と地球環境に配慮した
都市エネルギーシステムの方向付けに寄与し、かつ日中両国の技術交流の進展に寄与
することを期待している。


＜プログラム＞

　司会：奥宮正哉 (名古屋大学)

 09：30〜09：45 開会の挨拶：久野 覚 (名古屋大学、空調学会中部支部副支部長)

 09：45〜10：45 日本における地域冷暖房の展開史と今後の課題
　　　　　　　　　　　　　：中原 信生 (環境システック中原研究処、BSCA)
 10：45〜12：15 中国の地域暖冷房の展開史と今後の課題 (逐次通訳付)
　　　　　　　　　　　　　：江 億 (清華大学)

 12：15〜13：15 休憩

 13：15〜14：10 コミッショニング適用による地域冷暖房の高効率化
　　　　　　　　　　　　　：岡垣 晃 (日建設計)
 14：10〜15：05 清華大学モデルのCDMコジェネ地域冷暖房システム
　　　　　　　　　　　　　：高木 康夫 (東芝)

 15：05〜15：20 休憩

 15：20〜17：40 パネルディスカッション
　　　　　　　 　地域冷暖房に関する総合討論
 　　　　　　　司　会　：中原 信生 (環境システック中原研究処、BSCA)
  　　　　　　　パネラー：江 億 (清華大学)
　　　　　　　　　　　　　　朱 頴心 (清華大学)
　　　　　　　　　　　　　　奥宮 正哉 (名古屋大学)
　　　　　　　　　　　　　　下田 吉之 (大阪大学)
　　　　　　　　　　　　　　岡垣 晃 (日建設計)

 17：40〜17：55 閉会の挨拶（課題に対する日中交流の今後の展望)
　　　　　　　　　　　　　：時田 繁 (公共建築協会)

 18：00〜20：00 懇親会


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