TOTO(株)は、デザイン性を重視して壁掛式の大便器を採用した、フローティングデザインの住宅用システムトイレ『レストパルF』を開発し、8月1日に発売する。
便器は『レストパルF』専用品で、便器の裾をしぼった形状によって軽い印象で、空間に浮いた「浮遊感」のある仕上がりになっており、壁掛式で床下を直接掃除することができため、床の清掃性も向上している。
壁掛便器を設置するための補強として鋼製のスタンドが便器背後のキャビネット部に設置してあり、施工時に便器設置面の壁に厚さ12mm以上の合板を使用することでスタンドは壁と床に固定され、便器にかかる荷重がスタンドから壁面へ伝わり、部屋全体で加重を分散保持するようになっており、一般的な木造の家屋にも問題なく設置することができる。