東京ガス(株)と子会社の(株)エネルギーアドバンスは、主に産業用として、高効率ガスエンジンと発電機、補機類を組み合わせパッケージ化した小型ガスコージェネレーションシステムを商品化し、10月1日から販売を開始する。
従来の小型ガスコージェネは、ユーザーの電気や蒸気・温水の使い方に合わせて個別にシステムを選定し組み合わせるため、中・大型のガスコージェネに比べて、kWあたりの導入費用や保守管理費用が高価になり、投資回収期間が長くなってしまうという課題があった。
新システムは、世界最高クラスの高効率ガスエンジンを選定し、発電機と廃熱ボイラを各メーカーと共同開発してパッケージ化したもので、導入費用や保守管理費用などのトータルコストが約2割減となり、総合効率85.3%を達成したことで、投資回収年数が約3年短縮された。