三菱重工業(株)は、COP(エネルギー消費効率)6.5と世界最高水準の効率を実現した大型ターボ冷凍機『GARTシリーズ』(固定速機)と、インバーター搭載の『GART-Iシリーズ』を開発し、2月から発売する。
GARTシリーズは、冷凍能力は500~5,400冷凍トンで、部分負荷時最高COPは25.3、IPLV(期間成績係数)は9.29を達成し、15年前の機種と比べて年間電力料金は約68%の削減になるという。
また、構成機器を上下方向の空間を最大限に利用した配置にし、圧縮機、蒸発器、凝縮器の小型化やエコノマイザにプレート式熱交換器を採用したことなどによって、設置面積を現行のAARTシリーズと比べて最大約30%削減している。