(株)日立製作所は、これまで各種エネルギー管理システム(EMS)で培ってきたノウハウやサービスを体系化した統合エネルギー・設備マネジメントサービス『EMilia(エミリア)』を開発し、10月から日本国内向けに販売を開始し、2015年4月からは東南アジア向けにも販売する。
『EMilia』は、複数拠点に分散するさまざまな施設・設備・機器のエネルギー情報や設備情報を一つのEMSで統合管理することができ、さらに、統合管理データの分析・活用による省エネルギー施策の導入支援サービスによって、エネルギーの全体最適運用を実現できる。
導入は、1つの機器やオフィスといった小規模な管理から、拠点あたり最大50,000点、最大30,000拠点までのエネルギー情報や設備情報を扱う大規模な管理まで可能で、「サービスモール」のアプリケーションやデータは、アクセス権限に従って、ユーザー自身だけでなく設備メーカーや分析・コンサル会社も利用することができる。