東芝キヤリア(株)は、空調管理コントローラー「省エネシーマス」に、中部電力と共同開発した快適・簡単・経 済的なデマンド抑制機能を搭載した『省エネシーマスII』を、10月に発売する。
新製品は、デマンド時限の開始時からデマンド設定値に応じて空調能力を高効率な領域で制御し、安定した温度管理と省エネを実現するもので、主に店舗での使用を考慮して、室内の快適性維持を優先する「快適性優先モード」を装備しており、あらかじめ設定された室温の上限値以下(冷房時)、または下限値以上(暖房時)の範囲でデマンド抑制する。
施工は、空調機の信号線や集中制御配線を有効利用しているため、電力量計からの電力パルス取得用配線の接続のみで完了する。