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新製品ニュース


2003.11.11

<中部電力(株) (株)前川製作所>

工場の低温排水を利用できるハイブリット吸着冷凍機を開発。


中部電力(株)と(株)前川製作所は共同で、工場の低温排水を有効利用できるハイブリッド吸着冷凍機「H-ADREF(ハドレフ)」(出力70kW)を開発し、前川製作所が11月中旬より受注・販売を開始する。
 
吸着冷凍機とは、密閉容器内で吸湿剤(シリカゲル)が水蒸気を吸って圧力が下がることにより水の蒸発が進み、その気化熱によって冷水が作られるもので、吸湿材が吸湿・乾燥を繰り返すことで、連続して冷水を得ることができる。
 
新製品は、この吸湿剤を乾燥させる熱源として、これまでは捨てられることの多かった工場の低温排水(40〜70℃)を有効利用するもので、COP=10以上の冷水出力が得られるという。

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