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新製品ニュース


2004.08.02

<日立空調システム>

R410A採用の氷蓄熱式ビル用マルチエアコンを発売。


(株)日立空調システムは、東京電力、中部電力、関西電力と共同で、オゾン層破壊係数ゼロのHFC系冷媒(R410A)を採用した氷蓄熱式ビル用マルチエアコン「セットフリーiZ-T(アイ・ズィ・ティ)」シリーズを開発し、12月より発売する。
 
新シリーズは、標準ピークシフト型で、従来製品に対して夜間製氷時のエネルギー消費効率(COP)が約50%向上し、昼間と夜間をあわせた日量冷房COPが約15%向上した他、室外機設置スペースも(同社560型比で)約20%低減された。
 
また、夜間蓄熱時の騒音値を低減する「低騒音モード」や、空調時間の延長が可能な「急速蓄熱モード」、利用運転時間を遅らせることで夕方の冷房負荷に対応する「蓄熱利用開始時刻設定機能」、セルフデマンド機能の「ウェーブモード」なども備えている。

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