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トピックス


2002.6.12

<三菱重工業(株)>

家庭用燃料電池の燃料改質触媒劣化を防止する新技術を開発。


三菱重工業(株)は、現在実用化に向け取り組んでいる都市ガス利用の家庭用燃料電池で、燃料改質触媒の劣化を防止する新技術を開発したと発表した。
 
新技術は、ガスの改質に用いる触媒の劣化メカニズムを解明することによって、窒素を使わなくても劣化を食い止めることのできる技術を見いだしたもので、これにより家庭用燃料電池実用化の最大の課題とされてきた「DSS(Daily Start-up & Shut-down)運用」の実現に大きく前進したことになる。
 
家庭用の燃料電池は需要の少ない夜間は運転を止めて、朝に起動することが望ましいが、これまでは改質器内の劣化してしまった燃料ガスを排出させることが困難で大きなネックになっていた。

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