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2004.03.22

<安治川鉄工>

ユニット配管の設計施工大手「安治川鉄工」が民事再生法を申請。


(株)帝国データバンクによると、大阪市西淀川区に本社を置く、大証2部上場の安治川鉄工(株)が、3月21日に大阪地裁へ民事再生法を申請し、同日保全命令を受けた。
 
同社は、送電用鉄塔メーカーとして1930年(昭和5年)に設立され、近年は高層ビルのシステムユニット配管の設計施工も主力事業の一つになっていた。
同社のシステム配管ページ→ →http://www.ag-ajikawa.co.jp/prod/ushaft.html
 
ピーク時の98年3月期には、売上高 約231億600万円をあげていたが、近年は電力業界の設備投資抑制などから主力の鉄塔関連事業の受注が低迷し、2001年に建設用鉄骨部門の整理・縮小、関係会社の清算などをしたものの業績悪化に歯止めがかからず、2003年同期の年売上高は約92億5100万円にまで落ち込んでいた。 負債は、約164億円。

安治川鉄工(株) →このニュースの詳細リリースはこちら[PDF]

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