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トピックス


2004.07.20

<三洋電機>

下水の簡易処理水を再生利用できる再生水製造用電解消毒装置を開発。


三洋電機(株)は、東京都下水道局が行った調査委託の中で、大同特殊鋼(株)の協力の下、下水ポンプ所において下水から得られた簡易処理水を高効率に直接電解して次亜塩素酸を生成する装置の開発に成功したと発表した。
 
従来、下水ポンプ所では機械設備等の洗浄に大量の上水を使用しており、洗浄水の分だけ上水使用量と下水水量を増加させる結果となっていたが、この装置の実用化により、上水の使用量が大幅に削減でき、下水処理場の負荷も抑制できることになる。
 
この装置は、下水の簡易処理水以外にも多様な排水の二次処理水、または雨水の再生利用などへの応用が期待できるといい、今月27〜30日にパシフィコ横浜で開催される「下水道展'04横浜」で実機が展示される予定。

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