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2004.10.04

<高砂熱学>
病院・老人福祉施設向けに除菌・脱臭機能を持つプラズマ空調システムを開発。

高砂熱学工業(株)は、日本ピーマック(株)と共同で、空調経路の中で発生させた酸素ラジカルの作用で、長期にわたり高効率で安定的に除菌・脱臭を行なう空調システムを開発し、10月1日より営業活動を開始した。
 
このシステムは、不安定で他の物質と結びつきやすい酸素ラジカルの性質を利用しており、ウイルスの表面たんぱく質や細菌・カビの細胞膜を破壊して除菌し、悪臭物質に対しては酸化分解によって脱臭を行う。
 
室内のウイルス、細菌、ダニアレルゲンは、1時間以内に99.9%以上除去され、悪臭も1時間で臭気強度2〜3が0〜1にまで低減されるとしており、同社では、病院や老人福祉施設などをはじめ、大型ホテルや各種商業店舗など不特定多数の利用がある施設でも需要があると見込んでいる。

高砂熱学工業(株)
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