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2004.12.28

<西淀空調機>
大阪の空調機メーカー、西淀空調機が民事再生法を申請。

(株)東京商工リサーチによると、大阪市西淀川区(実質は京都工場に移転済み)に本社を置く、空調機器メーカーの西淀空調機(株)が、12月28日、大阪地裁に民事再生手続開始を申し立てた。
 
同社は1970年(昭和45年)に設立され、冷凍機、空気調和機、熱交換機、蓄熱システム機器等を製造し、大手空調機器メーカーのOEM製品を主体に、近年はヒートポンプユニットや計量器、省エネ機器の製造も手掛け、平成13年3月期には年商130億2600万円をあげていた。
 
しかし、主力得意先の生産体制の変更などで受注が低下していたうえ、試験研究費などの負担が財務を圧迫し採算も低下し、15年3月期は年商56億2900万円、16年3月期には年商46億3200万円にまで落ち込んでいた。 負債総額は、約36億円。

西淀空調機(株)
(株)東京商工リサーチ

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