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2005.02.15

<三菱電機>
冷媒配管を通信伝送媒体に活用する次世代ビルネットワークシステムを開発。

三菱電機(株)は、冷媒配管など金属性配管を伝送媒体に使用する新通信方式(配管伝送方式)と低コスト無線通信方式(ZigBeeTM)を組み合わせた、新しい空調・住宅設備向けの無配線ネットワークシステムを開発した。
 
新システムは、室内機と室外機間の2本の冷媒配管が断熱材で絶縁されていることに着目し、これを2本の電線として扱えるようにしたもので、最大400kbpsの通信速度を実現している。
 
また、無線信号強度を利用して機器配置を検出するアルゴリズムを新たに開発したことで、機器のアドレス・グループ設定などのシステム構築作業も自動化できる。 現在、1月からシステム実証試験を始めており、信頼性の検証を実施しているという。

三菱電機(株)
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