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清水建設 IT技術を駆使した、ユビキタスパーソナル空調システムを開発。 2007.07.20

清水建設(株)は、IT技術を駆使した次世代の空調技術「ユビキタスパーソナル空調システム」の開発において、プロトタイプモデルを完成させ、実用化に目処がついたと発表した。
 
新システムは、タスク・アンビエント空調をさらに進化させた最新の空調システムで、「ICカード」と「温度・人感センサ」を組み合わせることにより、在席者ごとに空調を自動制御し、在席者全員に快適な環境をきめ細かく提供し、同時に、省エネ(同社試算で約20%)も実現できるという。
 
具体的には、社員がICカードを卓上のリーダーにセットすると、個人の温冷感データが制御サーバーより呼び出され、無線方式の温度・人感センサが着席を感知して、パーソナルな空調制御を開始する。
 
個人の空調設定には、時間帯ごとの温冷感リズムがスケジューリングされており、例えば、昼食後には室温を少し下げたいと望むことをシステムは認識しているので、この時間帯がくると自動的に空調温度を下げるようになっている。
 
システムのイメージ図は、→こちら。  処理フローは、→こちら。

清水建設(株)
 →このニュースの詳細リリース
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