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東京ガス 業界初、水冷式ガスヒートポンプエアコン(水冷GHP)を開発。 2007.09.12

東京ガス(株)は、都市部において問題となっているヒートアイランド現象を抑制する水冷式のガスヒートポンプエアコン(水冷GHP)を三洋電機(株)と共同で開発し、10月から受注開始、平成20年1月から納入を開始すると発表した。
 
新製品は、冷却水との熱交換効率が高いため、空冷GHPよりも冷房COPが約17%向上している。 また、水冷方式の電気式空調機は、暖房用に補助熱源(通常はボイラー)が必要だが、水冷GHPはエンジンの排熱が利用でき、暖房時の補助熱源は必要ない。
 
水冷GHPの商品化は、ガス空調の業界で初めての取り組みで、室外機周辺の外気温が上がらないため、狭い場所に複数台設置することが可能であり、冷房時の排熱を水蒸気として放熱させることによりヒートアイランド現象を抑えることができるという。

東京ガス(株)
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