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前川製作所 三菱樹脂 太陽熱を利用する次世代型の吸着式冷凍機を開発。 2008.08.07

(株)前川製作所と三菱樹脂(株)は、世界で初めて、ゼオライト系吸着剤を使用した太陽熱利用の次世代型吸着式冷凍機を、安定して稼動させることに成功した。
 
新製品は、比較的低い温度領域(50〜80℃)でも効率良く水蒸気を吸着・放出できる三菱樹脂のゼオライト系吸着剤「AQSOA」を、前川製作所の吸着式冷凍機に搭載したもので、太陽エネルギーによって作られた温水や低温域の工場排熱等を利用することができる。
 
吸着式冷凍機とは、機械的圧縮機を使わず、冷媒に水、吸着剤に専用吸着剤を用いたノンフロンの冷却・冷房用機器で、水が蒸発する際の気化熱を利用することにより、動力をほとんど使わないで 60〜100℃の温水を有効利用して 3〜25℃の冷熱(冷水)を連続的に作ることができる。
 
三菱樹脂のリリースは、→こちら[PDF]。
 

(株)前川製作所 三菱樹脂(株)
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