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新日本空調 熱源システムのモデリングによるポンプ制御技術を開発。 2008.11.06

新日本空調(株)は、単式ポンプ方式の配管設備において、流量と圧力の両方を同時に制御できるポンプ制御技術を開発した。 (特許出願中) 。
 
新技術は、熱源機器・ポンプ・配管類など熱源システムの一部をポンプユニットとしてモデル化し、予め実際に導入する施設のポンプニユットの流量と圧力の関係を実測してプログラムに組み込んでおき、空調機側の流量と配管抵抗から決定されるヘッダ−間差圧を用いてポンプ運転周波数と設定圧力を演算し、熱源機器の許容運転流量範囲内でポンプを最適に制御するというもの。
 
これにより、従来不可能だった1台のポンプで“流量と圧力の両方を制御”しながら熱源機器を安定して運転することが可能になり、年間ポンプ動力を40〜60%削減でき、2次ポンプが不要になるため機械室のスペースも削減できる。
 

新日本空調(株)
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