東京ガス　太陽熱を冷暖房に利用する[高効率ソーラー空調システム]の実証を開発。

東京ガス　太陽熱を冷暖房に利用する[高効率ソーラー空調システム]の実証を開発。　2009.02.09

東京ガス(株)は、太陽熱集熱器で集めた熱を、夏は冷房、冬は暖房に有効活用する「高効率ソーラー空調システム」を開発し、既存のビルに実際に設置して、今年４月から実証を開始する。
　
このシステムは、世界最高クラスの集熱効率を持つ太陽熱集熱器で集めた熱を、夏場は「太陽熱を熱源とする高効率吸収冷温水機（太陽熱駆動吸収冷温水機）」を用いて冷熱に変換し冷房として利用し、冬場は暖房に直接利用する。
　
気象条件や変動する空調負荷に対して、太陽熱を優先して利用できるよう最適統合制御が組み込まれており、既存ビルの従来システムと比較して、一次エネルギー消費量で約20％、CO2排出量で約18％の削減効果が出ると試算されている。
　　

東京ガス(株)

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