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山武 テナントビル向けに空調エネルギーの使用量を案分するツールを開発。 2009.04.24

(株)山武は、ビルオーナー向けに、テナントの空調エネルギー使用量を算出するアプリケーションソフトウェア「空調エネルギー案分プログラム」を開発し、4月27日より販売を開始する。
 
このソフトは、空調機の消費熱量との相関関係が強い「冷温水弁の開度情報」や「空調機運転時間」などビルディングオートメーションシステムで収集されたデータを利用して空調機の消費熱量を案分するもので、追加機器を導入することなく、テナントの空調エネルギー使用量を高精度に推計することができる。
 
本年4月の省エネ法改正によって、従来の建物単位から事業者単位(企業・自治体)でのエネルギー管理が義務付けられ、ビルオーナーは、各テナントに電気使用量だけでなく空調のエネルギーも提示しなければならないが、面積案分では精度の高い数字が出せない上に、テナントの空調エネルギーの削減努力が反映されにくいといった難点も指摘されている。
   

(株)山武
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