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川重冷熱工業 大型貫流ボイラ用に 燃焼ターンダウン10:1制御システムを開発。 2010.03.29

川重冷熱工業(株)は、貫流ボイラとしては世界で初めて連続燃焼による負荷調整可能領域を大幅に拡大した燃焼ターンダウン10:1制御システムを開発し、大型貫流ボイラ「Ifrit Beat(イフリートビート)」ガス焚き仕様6t/hおよび5t/hタイプ向けに、4月より発売する。
 
新開発の「燃焼ターンダウン10:1制御システム」は、バーナの燃焼量を最大燃焼量の1/10まで制御することで、ボイラの燃焼がON-OFFになることを最小限に抑え、省エネルギーと環境負荷低減に寄与するシステムで、従来機(燃焼ターンダウン6:1)と比べて、燃料消費量およびCO2を最大13%削減できるという。
 
このシステムの有効な利用先としては、バッチ運転や蒸気式吸収冷温水機など蒸気負荷の変動が激しいプロセスや、コージェネレーションなどのバクアップ用熱源などが挙げられる。

川重冷熱工業(株)
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