トピックス 建築設備フォーラム/トップページへ
2010.05.18
大林組 ジャパンエナジー
ビル空調用の[タンク式中温冷水潜熱蓄熱システム]を開発。

(株)大林組と(株)ジャパンエナジーは、パラフィン系潜熱蓄熱材「エコジュール」(Jエナジー製)を用いた、ビル空調用のタンク式中温冷水潜熱蓄熱システムを共同開発した。
 
「エコジュール」は、生活温度領域(3℃〜30℃)の中で相変化する温度を任意に設定でき、「蓄熱量が大きい」「安定した性能を長期間保持する」等の特長を持っており、新システムは13℃〜19℃程度の比較的高い温度(中温)の冷水を利用し、蓄熱槽のコンパクト化(水蓄熱の40%)と、CO2排出量やランニングコストの低減を実現している。
 
このタンク式中温冷水潜熱蓄熱システムは、乾燥剤を用いて除湿するデシカント空調や、放射空調などの潜熱顕熱分離型空調と組み合わせて利用することができ、現在建設中の大林組技術研究所 新本館「テクノステーション」(2010年10月完成予定)に設置される予定になっている。

(株)大林組 (株)ジャパンエナジー
 →このニュースの詳細リリース
Copyright (c) 2000-2024 Environmental System Design Institute, Inc.