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2010.05.25
大林組 ピーエス
放射パネルを用いたタスク・アンビエント空調を開発。
 

(株)大林組とピーエス(株)は、タスク空調に放射パネルを用いるタスク・アンビエント空調「O-TASC」を開発し、現在建設中の大林組技術研究所の新本館に導入する。
 
「O-TASC」は、自然対流を促進させる形状のコイルをパネルで挟み込んだ「パーソナルタスクパネル」をデスク周りに設置し、コイルに冷水・温水を通水する事で、放射と微風速のやわらかな気流によってタスク空間を空調する。
 
パーソナルタスクパネルへの通水には、ワンタッチで簡単に接続できるフレキシブルな冷温水コードを採用し、冷房時は机上、暖房時には足元に動かすことができるだけでなく、レイアウト変更に容易に移設できるようになっている。
 
試算では、夏はアンビエント空間の設定温度を28℃にしつつ、タスク空間を1〜2℃下げ、冬はアンビエント空間の設定温度を20℃にしつつタスク空間を1〜2℃上げることができ、一般空調に比べて20〜30%のCO2排出量削減になるという。

(株)大林組 ピーエス(株)
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