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2010.06.17
中部電力 中京フロン
ハロンの分解処理技術を開発、処理事業を開始。

中部電力(株)は、中京フロン(株)と共同で、「ハロン破壊処理ガイドライン」の基準値を十分に満たすハロン分解処理技術を開発し、6月17日より中京フロンがハロン分解処理事業を開始した。
 
今回開発された「固体アルカリ反応方式」と呼ばれる分解処理技術は、電気で加熱した固体アルカリ反応処理材(石灰など)とハロンを直接反応させて分解し、ハロン特有の臭素などの有害な副生成ガスの発生を抑制するもので、燃焼を伴わないため、燃焼抑制作用のあるハロンの分解に適しているという。
 
ハロンは、電気室など水を使用できない場所での消火剤などに使われてきたが、1994年以降は「特定物質の規制等によるオゾン層の保護に関する法律」により製造が禁止されており、今後は再利用されない余剰ハロンの増加が予想されている。

中部電力(株) 中京フロン(株)
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