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2010.07.02
三菱地所
既存オフィスビル改修で、ハイブリッド型天井輻射空調システムを導入。

三菱地所(株)は、本社(大手町ビル)の一部を低炭素型オフィスに改修した中で、CO2排出量削減のため、日本初の「ハイブリッド型天井輻射空調システム」と「LEDタスク&アンビエント照明システム」を導入し、その効果を実証をする。
 
ハイブリッド型天井輻射空調システムは、「天井輻射パネルによる輻射空調」と
「建物躯体への冷蓄熱」を複合した空調システムで、冷温風を送る従来型空調と比較して、冷水搬送動力の消費電力を約1/4に削減でき、躯体への冷蓄熱には深夜電力を活用する。
 
また、外気温度が低い中間期・冬季は、日中輻射パネルで使用する冷水や、夜間の躯体蓄熱に利用する冷水を、フリークーリングで作りだす。
 
輻射空調は、天井裏の送風ダクトを極小化して躯体と天井輻射パネルを近接させるため、天井高を現状より約20cm高くできるメリットもあるという。

三菱地所(株)
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