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2010.07.13
新日本空調 アルク環境エンジ
音響的ソフト境界を利用した低周波用消音器を開発。

新日本空調(株)と(株)アルク環境エンジニアリングは共同で、「音響的ソフト境界」を利用した消音器「CUBE(キューブ)」を開発し、7月15日よりアルク環境エンジニアリングから販売する。
 
この消音器は、グラスウールなどの吸音材を使用せず、吸音材を使用した従来型の消音器が苦手とした低周波を大きく減音させることが可能で、ダクト用消音器として使用するほか、エアコン室外機の吸排気口など、低周波が問題となる様々な用途に使用できる。
 
音響的ソフト境界とは、音のエネルギー反射率が1、表面音圧が0となるような境界のことで、流路内の向かい合う2面をこのような境界にすると、その流路内には音が進入できないという原理を利用しており、「CUBE」は低周波の減音量が大きく、125Hzから250Hzを15dB以上減音できるという。

新日本空調(株) (株)アルク環境エンジニアリング
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