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2011.06.16

新日本空調 新晃工業

プラグファン内蔵で低騒音のコンパクト型空調機を開発。


新日本空調(株)と新晃工業(株)は、「音響的ソフト境界」の消音原理を利用した低騒音コンパクト型空調機を開発し、7月1日より新晃工業から販売する。
 
この空調機は、新日本空調が「音響的ソフト境界」の原理を利用して開発した『ソフトダクト消音器』と、新晃工業の『プラグファン内蔵コンパクト型空調機』を組み合わせたもので、グラスウールなどの吸音材を使用せずにプラグファン特有の低周波(250Hz)を減音することができ、構造がシンプルなため低コストで従来のコンパクトエアハンと同サイズにできるという。
 
近年、シロッコファンよりも省エネ性の高いプラグファンを内蔵する例が増えているが、シロッコファンに比べて250Hz程度の低周波数域で発生騒音が高い傾向があることから、事務所ビルなどでは、消音エルボなどを追加しなければならない場合があり、スペースやコストの面でデメリットが生じていた。 今回採用されたソフトダクト消音器は、アクティブ消音器のように電力を消費することなく低周波(250Hz)で最大7dBの低減が可能で、音圧を0にする「音響管」の外側仕切り板を空調機本体の外板と共用とすることによって、従来の空調機と同サイズで組み込むことに成功している。


新日本空調(株) 新晃工業(株)
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