川崎重工業(株)は、オゾン層保護に貢献できる冷媒として世界初の「水」を採用したノンフロンの小型ターボ冷凍機を開発し、2012年4月の発売を目標に商品化する。
新開発の小型ターボ冷凍機は、自然冷媒を使うことで地球に優しいだけでなく、「水」は低圧冷媒となるため高圧ガス保安法などの適用外となる運用上のメリットもあり、冷却性能もフロン冷媒冷凍機と同等の COP 5.1を達成している。
冷凍能力は、小規模のビルや工場、事務所の空調用に適した 100冷凍トン(352kW)で、サイズも従来機と置き換え可能なレベルにまでコンパクト化を実現している。 |