三菱樹脂(株)は、マンションなどの共同住宅向けに、架橋ポリエチレン管を使用するヘッダー式の防災スプリンクラー設備用配管システムを開発し、6月28日から販売を開始する。
共同住宅用の配管システムは、小規模福祉施設向けとして昨年11月から発売している水道直結スプリンクラー用の樹脂製配管部材に続くもので、新たに湿式スプリンクラー設備用配管を開発し、(財)日本消防設備安全センターの水量規定(放水量50L/分)の認定を取得した。 (放水量80L/分に適合する規格の認定は、今年度中に取得の見込み)。
独自開発のヘッド継手は、単層架橋ポリエチレン管と電気融着による接合が可能であり、架橋ポリエチレ管を使った配管システムは、工場で配管を組み上げるプレハブ工法が可能なため、配管の品質安定化と現場施工の省力化を図ることができるという。 |